咽頭喉頭部におけるNBI及び拡大観察の有用性
咽頭喉頭部におけるNBI及び拡大観察の有用性 内視鏡挿入から咽頭癌発見まで 1.「うん、ここには異常はなさそうだな。さて、食道へ挿入しよう」 2.「あれ、粘膜の一部に発赤域があるぞ」 3.「NBIで観察では、どうなんだ? […]
咽頭喉頭部におけるNBI及び拡大観察の有用性 内視鏡挿入から咽頭癌発見まで 1.「うん、ここには異常はなさそうだな。さて、食道へ挿入しよう」 2.「あれ、粘膜の一部に発赤域があるぞ」 3.「NBIで観察では、どうなんだ? […]
食道異物(症例1) 【症例1】 A.お薬をPTP包装のまま飲み込み食道に突き刺さってしまった。内視鏡先端に透明フードをを装着し挿入。PTP包装のままの赤いお薬が食道に刺さった状態で確認されました。 B.スネア(針金で出来 […]
食道異物(症例2) 【症例2】 A.煮たレバーを丸ごと飲み込み、つかえてしまった。灰白色調のレバーが確認されました。レバーの手前(口側)は長時間の圧迫のため食道壁がむくんでいました。 B.バスケット鉗子を使用して除去を試 […]
食道異物(症例3) 【症例3】 A.鯛のお吸い物をあわてて飲んでいて骨まで飲み、食道に刺さってしまった。 白っぽく見える物が骨。右下手前に食道壁の傷も見えます。 B.透明フードを装着し再挿入。スネアを用いて骨を把持し除去 […]
食道癌(症例1) 【症例1】 A.食道を通常観察でみると、、分かりますか?この中に広い範囲で癌が存在しています。 B.ヨード染色(ルゴール撒布)すると広い範囲で染色されていない地図状の領域が確認されます。薄い茶色(黄色み […]
食道癌(症例2) 【症例1】 A.NBI 拡大内視鏡を使用した症例です。 通常観察では粘膜の一部に凸凹した領域と白い付着物が確認されます。 B.同部位をNBI(拡大なし)で観察すると褐色調に濃く見える領域が確認されます。 […]
食道異物 1-3:【鶏の肝】 4-5:【PTP誤飲】 6-8:【鯛の骨】 《コメント》 いずれも把持鉗子やバスケット、スネアなどを症例に応じて使用し異物を摘出をした。透明フードは咽頭を傷つけない為に重宝する。 case […]
食道病変[80歳代男性] 1:通常内視鏡 2:NBI 3:NBI弱拡大 4:ヨード染色 《Presentationの意図》 通常観察で認識が難しいがNBI にて容易に確認できた食道癌。 《生検診断》 扁平上皮癌 m3 l […]
下咽頭病変[70歳代女性] 《Presentationの意図》 下咽頭癌を見逃さないために以前、提示した2例の下咽頭癌の所見と異なる。つまり血管影が消失した領域にNBI 観察で異型血管を認めなかった。癌症例では明らかな異 […]
下咽頭病変[70歳代男性] 1-2.通常内視鏡 3-4.NBI 《Presentationの意図》 下咽頭癌を見逃さないために 《病理診断》 扁平上皮癌 《最終診断》 進行性下咽頭癌 《Discussion》 内視鏡挿入 […]