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胃病変[80歳代男性]

  • 《Presentationの意図》
    アルコール性肝機能障害などで初診しスクリーニング目的の内視鏡施行。治療の選択は
  • 《病理診断》
    高分化型腺癌
  • 《最終診断》
    高分化型腺癌 sm massive、N0 M0*術式 胃部分切除術
  • 《Discussion》
    形態はIIcかIIa+IIcか議論が分かれた。ちなみに紹介先の返信ではIIa+IIc であった。術前内視鏡所見からsm 多量浸潤癌と判断できたか。フロアからの意見では結論は出なかった。
  • 《コメント》
    この症例では透視を行っていないが、術前に透視を行っていたとすれば圧迫像で画然たる透亮像が描出されたはずであり、胃透視の重要性が示唆された。今回のケースでは超音波内視鏡で深達度診断が為された。内視鏡所見でも、陥凹中央部にもりあがりを有し、sm 浸潤の可能性が示唆された。sm 多量浸潤か否かは不明。
case
症例