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胃病変[40歳代女性]

  • 1:初回内視鏡所見
    2:5年3ヶ月後内視鏡所見
    3:5年3ヵ月後内視鏡所見
  • 《Presentationの意図》
    過形成ポリープに高分化型腺癌が出現した症例。 稀な症例ゆえ提示。
  • 《最終診断》
    well defferenciated adenocarcinoma in hyperplastic polyp m、ly0、v0( EMR)hyperplastic polyp( 初回生検)
  • 《Discussion》
    提示のみでディスカッションなし。
  • 《コメント》
    過形成ポリープに癌が発生することは稀である。この症例ではポリープの増大と中央部から頂部にかけて表面構造の変化および形態の歪さが観察され内視鏡所見からも悪性の混在が疑われた。EMR による切除標本でも内視鏡所見と同様に表面構造の変化した部分を境に過形成ポリープ成分と癌成分がきれいに分かれて確認された。過形成ポリープも定期的観察が必要でありその表面構造や形態変化をフォローする必要がある。
case
症例