胃病変[70歳代女性]A
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《Presentationの意図》
多発性胃潰瘍があり前庭部小弯側の病変は早期癌であった。内視鏡所見から治療方針は決められるか? -
《病理診断》
Group5 Well to moderately diff. adenocarcinoma 病変径 20×11mm IIc Tubular adenocarcinoma well diff. m INFβ ly0 v0 -
《Discussion》
表現型はIIc。中央のインゼル様の隆起は何故出現したのか?再生上皮による隆起又はインゼルなのか?NBI では境界線を有する陥凹面が認められ、陥凹面の微細構造及び微細血管パターンは不規則であった。 -
《コメント》
撮影時の送気量調節色素内視鏡と通常内視鏡が対比できるように。またNBI 拡大では拡大観察部位の明確化が重要。胃におけるNBI 観察の勉強が必要。
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