陥凹型胃病変の比較 <症例2>
-
NBI所見を含めて
-
<前項より続き>
1.胃体中部大彎に襞の変形を伴う退色領域を認識。未分化型腺癌が疑われた。
2.NBI観察にて退色領域の内側に境界を有し表面構造 毛細血管構造の異なる癌露出部を確認。同部位から1個のみ生検を行い未分化型腺癌の結果であった。
大学病院にて粘膜剥離術を行い粘膜表層に限局した未分化型腺癌であった。 このような症例では、組織採取部位が重要。癌露出部以外からの採取では癌が検出されない可能性がある。
case